個人投資家:everfree です。
今回は、日本株の イオン (8267)のメリットを記載します。
イオン株自体は高配当株ではないですが、株主優待をうまく使うと、かなりの利回りが得られます。使い方によっては、米国高配当ETFを上回るリターンです。
最初に結論です。
メリット①:3%キャッシュバック
メリット②:イオンシネマでの割引価格
メリット③:イオンラウンジが利用できる
自宅の近くにイオン系列の店舗があり、日常品の買い物でイオンを使っている方、本当にお得ですよ。また、映画館(イオンシネマ)に行くことが多い方もお得です。
投資初心者の方、イオンの株主優待の権利は100株(約30万円)~ですので、投資を始めるきっかけとしてはちょうどいい金額では?と思います。
最後には、私のイオン株の成績も記載します。
それでは、深堀します。
株主優待とは?
「株主優待」について簡単に記載します。
株主優待とは、企業が自社の株を購入してくれた株主に対して行うプレゼントのことです。プレゼントには、自社商品やサービスなどがあります。受け取れるプレゼントは、持株数によって、変わってくる場合があります。
イオンの株主優待の特徴
イオンの株主優待の内容は、株数によって違いますが、優待対象の最小100株保持について記載します。100株以上保持で、イオン「オーナーズカード」が発行されます。
イオンの株主優待は、大きく次の3つです。
①3%キャッシュバック
②イオンシネマでの割引価格
③イオンラウンジが利用できる
私は、これら全てがメリットを考えていますので、それぞれを深堀りします。
メリット①:3%キャッシュバック
イオン系列店舗での買い物では、支払い総額の3%が現金でキャッシュバックされます。具体的には、毎回の会計時レジで「オーナーズカード」をリーダーに通すだけです。バックの条件は大きく以下2点です。
・タイミングは、2回/年(4月、10月)
・上限は買物金額で100万円/半年(→キャッシュバックの最大金額は、3万円/半年)
私の場合、食品・日常品の買い物をイオン系列の「ザ・ビッグ」に集約していますので、結構な金額が積み重なっています。ちなみに直近1年で受け取った現金は、 23821円です。
また、イオンゴールドカードも使用しているので、さらに-1%のポイントバックも加算されますが、今回は株主優待に絞った効果とします。
メリット②:イオンシネマでの割引価格
私は家族と一緒に、年間数回の頻度で映画を見に行きますが、オーナーズカード提示で割引がききます。具体的な料金は下記です。
大人/大学生 → 鑑賞料金 1000円(通常は大人:1800円、大学生:1500円)
高校生以下 → 鑑賞料金 800円(通常:1000円)
これに加えて、1グループに対して、ポップコーンかドリンク(420円相当)が1つ無料でもらえます。
過去1年の実績として、割引された金額:4900円 + ポップコーン金額:1260円 = 6160円 の金額効果でした。
メリット③:イオンラウンジが利用できる
私の住む地域のイオンモールでは、23年6月にイオンラウンジが再開されたので、先日に行ってきました。
事前予約が必要で、滞在時間は30分のみです。以前はそこまでの制限はなかったようですが、人数の制限がかかるようになり、逆に快適に過ごせました。
また、コーヒー等のドリンク(1人1つ)がついています。コーヒー好きの私としては、無料の休憩空間で、無料コーヒーを飲めること自体が、満足度の高い過ごし方になります。
イオン株の成績
過去1年の私のイオン株の成績を計算してみました。
【総投入金額】30.40万円 → 【評価金額】30.70万円 (+3000円)
【配当金(税引後)】2870円 /年
【キャッシュバック】11797円/半年 + 12024円/半年 = 23821円/年
【イオンシネマでの優待効果】6160円/年
【優待を含む利回り(税引き後)】32851円 ÷ 30.4万円 = 10.8%/年
2021年夏に100株購入した後、配当金は再投資してないです。
優待含む利回りは、税引き後でなんと10%↑です。
株価は、もちろん上がり下がりがありますが、株主優待がある限り、売却予定は無いです。
まとめ
今回は、日本株の イオン (8267)を保有するメリットを記載しました!
メリット①:3%キャッシュバック
メリット②:イオンシネマでの割引価格
メリット③:イオンラウンジが利用できる
私は「3%キャッシュバック」を受け取る場合には、イオンモールのサービスカウンターに行き、現金を受け取り、何も買わずに帰ります。現金を受け取る瞬間は、かなりテンションが上がります。これは、高配当ETFの配当金入金時と同じ感覚です。
また、イオンモールに来ているお客さんには、買物でしっかりとお金を使っていただきます。かたや、私はお金を一切使わず、逆にお金を受け取っています。これにより、株主として利益の還元を受けていることが身をもって体感できます。資本主義の恩恵を感じると同時に、やはり、富を得るには労働者側ではなく資本家側に回ることが必須と考えさせられます。
このような考えに至る体験自体も大きなメリットを考えています。
今回は以上です。
最後になりますが、投資は自己責任であることをお忘れなく!
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